配信日:9月14日(水)
トピックテーマ:エネルギー
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【ニュース1,2についてMaaR事務局一言コメント】
ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇を受け、他国資源に頼らない「自国での天然ガス等の開発」に投資した国もあれば、「再生可能エネルギー」に投資した国もあります。今後はCO2排出量や価格だけでなく、国内にある資源を活用して「自給自足可能なエネルギー生産」は何かという点も、併せて検討する必要があると考えます。
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【ニュース3,4,5についてMaaR事務局一言コメント】
次世代エネルギーとして注目を浴びている水素エネルギーですが、価格やインフラの構築等、普及に向けての課題は少なくありません。ニュース3に記載の通り、水素エネルギーにも3種類あります。化石燃料由来で製造過程において大量のCO2を出す「グレー水素」、化石燃料由来だが製造時のCO2を回収し貯留する「ブルー水素」、再生可能エネルギーを使って水から作る「グリーン水素」の3つです。中でもグリーン水素は再生可能エネルギーで作った電気を水素という形で「貯める」「輸送する」ことができ、再生可能エネルギー(太陽光・風力)が持つ自然由来の変動への耐性を持たせることができます。グリーン水素を低コストで製造する技術の開発は、世界の再生可能エネルギー市場の更なる前進に大きく貢献するでしょう。